「二人で幸せになりましょうね」

「もちろんだ、必ず幸せにする」


「…いつか、私たちにも、家族が増えるんですよね」

「ああ」


「その時は、もっともっと、幸せな家庭にしましょうね」

「…必ず」


・・・その夜、セミダブルと少し小さかったが、

薫子のベッドの中で、薫子を愛した。

…最初は、どうしていいかわからなかった薫子も、

最近は、色んな事を覚えた。


・・・薫子は、俺しか知らない。

だからこそ、薫子が俺だけを見てくれるように、

最上級の愛を、捧げる。