「俺と一生共に過ごしてくれ。

どんな時も、きっと守るから、結婚してください」


…改めて、正式なプロポーズ。

…プロポーズの言葉って、こんなに嬉しいものなんだ。

気が付けば、涙が一粒、頬を伝っていた。


そんな私を見て、優しく微笑んだ飛鳥さんは、

頬をそっと拭った。


「…返事を、聞かせてくれ」


「…はい、不束者ですが、宜しくお願いします」

そう言って微笑んだ。


…飛鳥さんは、私のおでこにそっとキスを落とした。

これは私を守ると言う、最高の誓いのキス。


…私、幸せになる。


そんな思いを込めて、飛鳥さんをギュッと抱きしめた。