2月に入ると、短大の合格通知が届いた。


担任の先生は喜んでくださったけど。


私は、その短大には行かないことにした。


私はもう決めていた。


自分が何をするか。


どの道に進むか。


瀬名君と洋平君にだけは、そのことを話した。


話した時、二人はビックリしていたけれど。


応援すると言ってくれた。


瀬名君は少し心配そうだったけど、


洋平君はお前らしいと言ってくれた。


二人とはずっと親友でいたいと思う。


お互い別々の道に進んでも。


たとえ遠く離れても。


そう…思っている。