「そーすけくーん、会いたかったぁ~」


「優月、おま、何言ってんの?」


「好きっ」


そう言って、俺の頬にキスする優月。


えっ?


なにこれ?


どういう状態…?


「そーすけくん…。

ごめんねー…。

ごめ…ん」


そう言って、くぅーと眠る優月。


なんなの?一体…。


ビックリして止まっていた足を、また動かして歩き出す。


コイツ、夏に抱き上げた時より、ずっとずっと軽くなってる。


細い脚…。


どうしたんだよ。


なんで、こんなに痩せたんだよ。


バイトし過ぎなんじゃねぇの?


瀬名に優しくしてもらってるか?


アイツが冷たくするわけないか…。


好きって何?


さっきのキスは何?


優月、答えて。


なんとか言って…。