イチャさんとタクシーで移動してフェリー乗り場に着くと、まだ少しだけ時間があったから、私はお土産屋さんに入った。
この島は観光地なので、お土産屋さんが充実しているようだ。
家になんか買って帰ろうかな?
甘いものがいいかな?
その時、私はある商品の前で足が止まった。
「なにこれ?可愛い」
私が手に取ったのは、小さなクマのぬいぐるみのストラップ。
男の子と女の子のクマが、仲良く手を繋いでいる。
あっ、これ二つに離せるようになってるんだ。
きっと、恋人同士で片方ずつ持つものなんだろうな。
それはいいんだけど。
ふふ、おかしくて笑える。
だって、このクマの顔。
蒼甫君にそっくりなんだもの。
蒼甫君が目を細めて、にっこり笑った時の顔に。
これ、買って帰ろう。
私はクマのストラップを購入した。
この島は観光地なので、お土産屋さんが充実しているようだ。
家になんか買って帰ろうかな?
甘いものがいいかな?
その時、私はある商品の前で足が止まった。
「なにこれ?可愛い」
私が手に取ったのは、小さなクマのぬいぐるみのストラップ。
男の子と女の子のクマが、仲良く手を繋いでいる。
あっ、これ二つに離せるようになってるんだ。
きっと、恋人同士で片方ずつ持つものなんだろうな。
それはいいんだけど。
ふふ、おかしくて笑える。
だって、このクマの顔。
蒼甫君にそっくりなんだもの。
蒼甫君が目を細めて、にっこり笑った時の顔に。
これ、買って帰ろう。
私はクマのストラップを購入した。