でも



揺れているのは俺の方だった



優月は真っ直ぐに



俺を好きだと言ってくれたのに



ごめんね



もう大丈夫だよ



悪いけど



もう手放してはあげられない



相手が瀬名であっても



誰であっても



もう引き返せないくらい



俺は優月を好きになってしまったから