「えーーーーーっ?」


私達は、校舎中に響くんじゃないかってくらい大きな声で叫んだ。


「お前ら、声デカイよ」


シーッと人差し指を立てる渋谷君。


「だって、おまっ。お前が静華の好きだったヤツ?」


「マジかよ…」


「お前、アイツのことフッたのか?」


「う…ん。まぁ」


渋谷君が静華ちゃんを?


ビックリ…。