三学期っていうのは、過ぎ去るのが本当に早い。


なんだかんだしている間に、もうすぐ期末試験の発表だ。


試験発表中は生徒会もないし、早く帰れるけど、試験の準備が大変だ。


あれから、私達は穏やかに過ごしていた。


まるで、何事もなかったかのように…。


変わったことと言えば、蒼甫君が私のそばにベッタリになったことと…。


それでも付き合ってることになっている私と渋谷君。



奇妙過ぎる…。