瀬名君と別れた後、私と蒼甫君は駅に向かい、ホームで電車を待った。
電車に乗り込むと、入ってきたドアとは反対側のドア付近に二人で並んで立った。
この時間は学校帰りの高校生や大学生で混雑している。
「なぁ、優月。今から俺も、優月のバイト先に行ってもいい?」
窓の外を見ていた蒼甫君が突然、私の方を見て言った。
「え?急にどうしたの?」
私のバイト先には、蒼甫君と瀬名君はもちろんのこと、さっちゃんでさえ来たことがない。
「カフェだったよな?ちょっと一度くらい行ってみたい」
「う、ん。別にいいけど?」
バイトのある日はいつも蒼甫君と一緒に帰るけど、そんなことを言われたのは初めてだ。
来るのは構わないんだけど、友達に働いてるところを見られるのは、ちょっぴり恥ずかしいな。
電車に乗り込むと、入ってきたドアとは反対側のドア付近に二人で並んで立った。
この時間は学校帰りの高校生や大学生で混雑している。
「なぁ、優月。今から俺も、優月のバイト先に行ってもいい?」
窓の外を見ていた蒼甫君が突然、私の方を見て言った。
「え?急にどうしたの?」
私のバイト先には、蒼甫君と瀬名君はもちろんのこと、さっちゃんでさえ来たことがない。
「カフェだったよな?ちょっと一度くらい行ってみたい」
「う、ん。別にいいけど?」
バイトのある日はいつも蒼甫君と一緒に帰るけど、そんなことを言われたのは初めてだ。
来るのは構わないんだけど、友達に働いてるところを見られるのは、ちょっぴり恥ずかしいな。