次の日、案外早く、梨咲はつかまり立ちをしていた。

遼「梨咲、頑張れ!」

梨咲「できちゃ!」

咲蘭「よく、できました。」

梨咲「あしょぶ。」

遼「なにするんだ?」

梨咲「けっちょう」

咲蘭「決闘って、私と遼の会話で覚えちゃったのね。」

遼「梨咲、ぞくにはいるようになるのか?」

咲蘭「入ってもいいよ。梨咲の好きなように生きさせてあげたいからね。」

梨咲「あしょぼー。さくちゃ!ぎょう」

遼「呼び捨て…。まあ、いっか。梨咲、遊ぶか。」









遼が暫く、梨咲と遊んでくれたおかげで、梨咲は疲れて眠っている。


遼「梨咲、元気だな。喧嘩とか教えたら、すぐに強くなりそうだな。」

咲蘭「強制はしない。梨咲がやりたいって言ってきたら、教える。」

遼「俺の時みたいにすんなよ。」

咲蘭「しないよ。あーゆーのは、遼にしか、しないから。」

遼「咲蘭がドSになると、怖いからな。」

咲蘭「そう?あっ!今年はちゃんと予防接種行ってもらうからね。徹から、遼を連れて行くように頼まれてるから。」

遼「やだ〜!」

咲蘭「遼に拒否権は無い!」

遼「はい。」