みんなワイワイ歌ったり踊ったりホント賑やか


「みぃやぁ」

なぜか、コーラで酔ったおっさんみたいになってる華月


「やめて、あんた何があったのよ」


「んふふーみぃやぁ」

私にキスをしてこようとする


それを全力で避けてとりあえず個室の中から出て

少し歩いた所にある階段に座っていた。


「ふぅーー」

食べ過ぎたし飲み過ぎたなぁ


「美弥」

誰かと思いったら


「あ、勇太か。」


「なんだよ。勇太か。って」


そういい私の横に腰を下ろす勇太


「気分でも悪くなったん?」


心配そうな顔で聞いてくる

「大丈夫。大丈夫。華月のさぁテンションおかしくなっちゃって
逃げてきただけだから。」


「あいつ、酒のんだのか?ってくらいやばいよな」

ハハッと笑う勇太

「だよね。」


プルルルルルルル



その時、私の電話がなった。

画面を見ると蓮先輩。

うれしくなり口元が緩む



「ちょっと、ごめんね。」


と勇太にいい。

少し離れたところに行き



「もしもし?」


「美弥?」

久しぶりに聞いた蓮先輩の声



「どうしたんですか?」


「なんか、美弥の声聞きたくなって…」


うれしすぎる。



ニヤけがとまんないんですけど 

「えへへ、ありがと…うれしい」


「私も蓮先輩の声が聞けてうれしいです。」


そしたら蓮先輩は何も言わなくなって


「ぁ、ごめんなさい。」


「いや、違う…なんか照れんだけど…」


電話越しでも照れている蓮先輩の顔が思い浮かぶ。


こうして離れていてもすぐ近くに蓮先輩がいるんじゃないかな?って思う。

「また、電話するな…」

「うん…」


電話を切り階段に戻ると階段の手すりにもたれかかって

勇太が寝ていた。



「寝てるしっ」

寝るぐらいなら戻ればいいのにさっ

横に座ると

「んー」

以外に可愛い顔してんじゃんか

まつげ長!


「美弥…」

突然名前を呼ばれてびくっとする


そしてまた、吐息御立てて寝だす。


寝言かよ!


「ちょっと、勇太!」

「んっ?」


「んっ?じゃないしっ起きなよここ階段だよ?」


「えっ、いつの間に?!」

馬鹿だろこいつー


「ばかでしょ風引くよはやく戻るよ…」

そう言って立ち上がって歩く。

「ちょ、美弥」


腕を掴まれて


「ぇ、どうした…」