そして、待ちに待った日曜。


メイクを少しして髪も少し巻いてみたりもした。


「よしっ、行ってきまぁす!」


駅につくともう、ほぼみんないたようだ。


「ぁっ!美弥?!」


華月が私を見つけて叫ぶ。

「華月ぃーー!!」


駆け寄っていくと次々に


美弥?美弥ぁ!

と声をかけてくれる。


「んじや、行きますか!?」

そして、みんなでカラオケボックスに向った。


行く途中 

「美弥?」

ポンポンと肩をと叩かれ

振り向くと


「ぁ、勇太?」


それは、中学の時の一番と言っていいほど仲が良かった

男友達の宮田勇太(みやたゆうた)

「久しぶりだなぁ!」


相変わらず子供みたいな笑顔


「変わってないねぇ!」


「美弥変わりすぎたろ!」


「ぇ!?そんな変わってないんだけど!?」

「全然雰囲気違うんだけど中学の時と」

「あー今日は髪とか巻いて来ちゃったからかな?」

「似あわねぇー」

真顔で言う勇太。


「うるさいわっ!」


と言い合いをするのが私達は中学の時も毎日のようにしていた。


そんな話をしているとあっという間にカラオケボックスについた。