そして、短い冬休みが開け3学期が始まった。

「久しぶりの学校はやっぱめんどくさいなぁ」

そんなコトを話しながら悠月と歩いていると


前から人影が見えた。



「あっ、涼くん」


先に悠月が声を出した。

「ぁぁ、相葉くんね」


そうだ。相葉くんは悠月の彼氏だっけっ？


「あ、悠月っ」

気づいたら相葉くんは目の前にいて悠月にいつものキラキラスマイルで

話していた。

確かにかっこいいよねっさわやか系？って感じ。


「あ、悠月の友達？」


そういいチラッと私の方を見る相葉くん。


「あ、悠月の友達の大野美弥です。」

よろしくっと言ってニコッと笑う。
　
「よろしくねっ、美弥」


んっ？突然美弥？馴れ馴れしくない？

普通まぁ、美弥ちゃんとか大野さんとかさっ、なんか私

相葉くん苦手かも…でも、悠月の彼氏だし嫌がるわけいかないし…



「んじゃ、ばいばい涼くん！」


悠月が手をフリ私は軽く頭を下げた。