「ユウリちゃん!」 自分で葛藤しながら待っていると、奥のほうから手招きしているヒロト君がいた。 小声で私を必死に呼んでる姿にびっくりした。 「ヒロト君?」 「しーっ!」 口に人差し指を当てて、手招きをしている。 そろーっとヒロト君の先に行くと… 一人の青年が机で寝ていた。