それから数日がたった 私は病院の中を歩いていた ドンッ 私は尻餅を付きぶつかった 相手を見上げた 美形の男の人が立っていた その男の人が驚いた顔をしていた 「あ」 と呟き 「君の名前は?」 と突然聞いてきた 私は無視しその横を通り抜けようとした 「ま、待って」 「何かご用ですか?」 「あ、いや、名前…」 しつこい…でも可哀想だから 「杏樹」 そう呟き 病室に戻った