『この世の中に、いらない人など一人もいない。』と、誰かが言っていた。
だけど、本当にそうであろうか。


目の前のあの人も、
今通りすがったあの人も、
私の存在など気にも止めていないだろう。


植物は、
世界は、
大気は、


私一人いなくとも廻り続けるだろう。



それでも、もし…
たった一人の貴方が、『私を必要だ。』と言ってくれるのならば、
私は生きたい。