ザワザワ…


辺りはざわついていた。

オシャレな雰囲気のお店だった。


「ここ…いいね…」




「でっしょー?!♡
愛李紗ちゃんが好きそうなとこ探したんだ♪」




「ぇ…??」


探したって…


「いつ探したんですか…??」



「そりゃーもちろん、きのう!!」




「は?」


侑貴先輩は“あっ!”というような顔をした。



「昨日って…」



「っ…実は…」