「やっぱりわ「水川のすべてが好きだよ。」」

え…

「素直なところ、頑張ってるところ、健気なところ……全部。」

う…そ…

「でも、水川の笑顔が一番好きだ。」

そういって、抱き締められた。
対になって座っていたはずなのに、江田くんはいつの間にか立っていて。

きっとうちの顔は、真っ赤になっている。
外の夕焼けみたいに。
「ま、待って//」

心臓がうるさい。