「なに?この急展開。」

学校で、乃愛にあった瞬間に驚かれる。

「あ、おはよう。」

まぁ、無理もないか。

だって、待ち合わせの駅から学校まで、手を使い繋いでたんだから。

私の心臓もドキドキだったよ。


「もうっ。里沙ってば笑」

乃愛が笑ってくれる。
やっぱり乃愛の笑顔はかわいい。

乃愛は、笑っていないといけないね。

「じゃあ、俺は先に教室に入ってるね。」
あ…
完全に2人の世界に入っていた。

「うん。」

席は隣なのに別々にはいる。

てか、一時でも一緒にいたいけど…
乃愛が抱きついていて、身動きとれない。