あたしはスマホをポケットにしまいながら階段を下りた



すると玄関に居たのは……




「よっ!」

『え……?』




ど、どうして……




『颯真?』




連絡くれるんじゃなかったの……?





「驚いた?」




そう言いながらニコリと笑う颯真





『電話してくれるんじゃなかったの…?』

「大事な事だからちゃんと顔を見て言いたかったんだよ」




そう言って微笑む颯真




「ま、あたしはお邪魔みたいだし、凛香の部屋で話したら?」




ね?と提案するのはあたしのお母さん




「じゃあ、お邪魔します」

「どーぞ」





お母さんがそう言うと颯真とあたしは部屋に向かった