「まぁ、大丈夫だと思うし…安心しててもいいよ」




そう言いながらニヤリと笑う颯真




『その自信はどこから来るのよー!』

「凛香より100倍頭がいい所?」

『ひどいっ!!』

「ほんとのことだろ?」





うぅ……そうだけど……




そんなあたしの反応を見て勝ち誇ったように笑う颯真




……すると




「テスト始めるから受験者は教室に入れー!」




先生がそう叫んだ




「じゃ、行くわ」

『うん……』

「ご褒美楽しみにしてる ♪」

『うぅ////』

「ははっ」




颯真は少し笑ったあと




ちゅっ




あたしのおでこに軽くキスをして




「じゃーな」




少し手をふりながら教室に入っていった