「…ふふっ。さすが私。どんなピンチも乗り越えられる対応力を持っている…。その辺のサラリーマンよりすごいんじゃないか…?一気に出世するんじゃない?」


「…五十嵐さん?何かおっしゃいましたか…?」

「え?」

「サラリーマンが何とか…って」


き、聞かれてた!ここは持ち前の対応力で!


「ふふっ。何をおっしゃいますの。聞き間違いですわ」


あれ?以外と普通の対応じゃん。何が持ち前の対応力何だ?ここに片桐がいたらきっと私にゴミ投げてくるよ、絶対。


「そ、そうですね!五十嵐さんがそんなこと仰るわけありませんわ!」


「そうですわ」


次から次へと高い波が押し寄せてくるな…。サーファー気分だね。波作ってるの私だけどね!