「これ飲めないでしょ。一気に飲んでも後から気持ち悪くなってぶっ倒れるだけでしょ」

「それ作者だろ」

そろそろ本気でクビを考えようか。


「おら、出来たぞ」

鏡を見れば綺麗に整った前髪がある。


「さすが京聖くん、今日も綺麗になっておりますな」


これだけ綺麗に出来たらプロの人仕事やめなきゃいけなくなるんじゃないかと思うくらいに。

仕方ない、クビは保留だ。

「褒めてくれてありがとう輝愛ちゃん」

「…片桐にちゃん付けされると何かキモイ」

「…すいませんね、輝愛オジョーサマ」