「おはよう!」


「「……。」」


またか。
学園祭以来、夏ちゃんと宇美ちゃんは私を無視するようになった。



私がね、悪いんだ。


夏ちゃんが、歩を好きなのを知っていて私が歩と連絡をとったりしていたから。


夏ちゃんが、私のせいで歩に何か言われて傷ついたこと…





それでも、私はね
歩といたい。



好きかと言われれば
わからない。


けれど、多分特別なんだと思うんだ。