「……何してんの」

女達は私の後ろを見て青ざめた顔をしている。

「し、新道様!いや、あの、これは…!えーっと、そう!この女が新道様に馴れ馴れしく話しかけていたから私達がちゃんとしつけてあげよーと思って!!」

どうだ、とばかりに涼を見る私を引っ叩いた女。

「……誰もそんなこと頼んでねえ」

「いや、その、新道様が困ってるかなーと思って…!」

ドンドン青ざめる女達。

「…俺は茉莉だから……茉莉だから一緒にいる」
「で、でも!!!」
「…黙れケバ女」

『ぶはっ』
や、やば!笑ってしまった!
で、でもうけるんだもん!!