「男は、結局浮気するっ。」



「あっ・・・はぁ。」



「絶対、絶対に!!」





藍が、そう叫びながら机を何度も叩く。



なんて答えればいいのか、わかんなくなる。




――そう、藍は彼氏に浮気された。




・・・・らしい。




と言っても、藍の彼氏は浮気しているようにも思えない。





あんなに、藍に溺愛してるのに・・・。




今だって、クラスの男子が近づかないように釘付けてるのに。