ヤンキーなんて誰も同じ、みんな悪いに決まってる・・・。
そう思っていたけど、その考えは少しずつ変わっていった――――。
《へぇ~、晴哉先輩よかよ。オススメやで♡》
藍に昼休み起こったすべてを、メールで伝えると・・・こんな返信。
あぁ・・・せっかく剛先輩に解放されたと思ったのに。
私は、机に携帯を置きながらそう思った。
私はあれから、急いで教室に帰り授業が終わるとすぐ家に帰った。
そして、今は家で藍とメール中・・・。
ヤンキーなんて絶対嫌だもん・・・昔みたいに苦しい想いしたくない。
私はあの時のあのことをふっと思い出す。
チクッ 胸がいたく・・・ギューっとなった。