「お前が付き合わない理由そうだったのか。」
晴哉先輩は、悲しそうな表情を浮かべた。
私は光輝がいなくなったあと、先輩に説明をした。
「辛かったな。」
先輩はそう言って、頑張った頑張ったと言って、頭をよしよししてくる。
貯めていた涙がこぼれていく。
好きだったんだ・・好きだったんだ・・・もうなにもいらないそう思うくらいに。
先輩は私を抱きしめて、横に動く。
私を慰めるためにしてくれているのがとっても、伝わる。
やっぱり、ヤンキーさんは悪い人ばかりじゃないかもしれない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…