「お前が好きだ。」





「考えさせてください。」






私は晴哉先輩の答えにニコリと笑って返事を返す。






どうせ、この告白も本気じゃないだろう・・・。




今、私は先輩からの五度目の告白をされた。




どうせ、冗談に決まってる。私はそう軽く流した。







「考えるってことは、断ったわけじゃないんだよな?」





「・・・・・・・・。」






コクっ





私は頷いた。



だって、断る理由なんてないけど・・・あの人がまだ頭から離れないから・・・・。



まぁ、晴哉先輩も冗談で言ってると思うけどね。