挨拶から2時間くらい経ち、今は夜の7時。



「総長、先代の方が2人来られました!」

下っ端の優希の声で外にでた瞬間あたしは叫んでいた。

「悠真!」




1人は、とても背が高く。

もう1人は、智也と同じくらいの身長。

あたしは、その2人に抱きつきながら泣いた。

「もしかして...姉ちゃんなのか!?」

「「姉ちゃん!?」」



黒連の皆は驚きの声をあげている。



「悠真、優にぃ!久しぶり!会いたかった!」

「元気だったか?」




優にぃの質問に答える代わりに、満面の笑みで答えた。

なぜか、皆の顔が赤い...?

なんで?