「ありがとう美紀!助かるわ!」


「あっ!それか今日はあたし一人で作るんで、ゆっくりしててください!」




「え?本当にいいの?」


「はい!任せてください!」

笑顔であたしは言った。



「美紀の料理は絶品ですよ!」

お父さんも嬉しそうに言っていた。


絶品って程ではないと思うんだけどな。



そして叶さんにダイニングまで案内してもらった。



ートントントントン



料理をする時の軽快な音が鳴り響く。