「竜なの?」 「その声は、美紀?」 やっぱり竜か。 「どうしてここにいるの?」 竜が不思議そうに聞いてくる。 「寝てたんだけど、起きちゃって。」 「そっか〜。ねぇ美紀、突然だけど俺の話聞いてくれない?」 「あたしでいいなら。とりあえず移動しよう。」 それからあたしたちは、場所を移動し、あたしの部屋で話すことにした。