「秋夜も来てくれたのか。」





「美紀様が暴走なさったと聞いて俺はいてもたってもいられなかったんです!」




「ありがとう。秋夜。そして皆!」



そう言ってあたしは轟組の皆に抱きつきに輪の中に入った。





しばらくは轟組の皆といたが、後ろでポカーンとしている朝永組の皆や黒連の皆をを見て、ちゃんと名乗っていないことを思い出し、名乗ることにした。





「改めまして、轟組時期組長の轟美紀です。よろしくお願いします。」