麗が抱きついてきた。 「ごめんね。ごめんね美紀。」 「なんで麗が謝るの?麗はあたしのことを傷つけたくないって思ってくれた。それだけでしょ?」 微笑みながらあたしはそう言った。 きっと麗は、あたしを救えなかったことを気にしているんだろう。 「東のおかげで元に戻ったから、大丈夫だよ。麗。」 「ありがとう。ありがとう美紀ぃ〜!!」 泣きながらギュウギュウ抱きしめてきた。 そんな時に ーバンッ