日本史の授業がおわって
次の授業が始まった

彼の事がわすれられない…

さっきすれ違った彼、
櫻田先輩に似すぎだった。

どくん、どくん
心臓の音が大きい…

先輩が卒業してから先輩に会ってなかったから
なんだか彼が幻の動物のような感じがした

彼の事がとても気になった
名前は?部活は?出身中は?
彼の事がもっと知りたい、

家に帰りながらも
ずっとそんなこと考えてた

櫻田先輩が卒業してもう半年近く、
私には好きな人がいた。
顔は普通でとくにパッとはしないけれど
私の事が好きだと告白してくれた
いつも私を大事にしてくれる私の彼氏…。