昼にあった彼の事がきになってしまっていた。
夜になって
裕也からメールがきた。
『今日、体育見てたぜ(^^)
あやボール追っかけて転んでたでしょ?(笑)
そんでさ、急やけど
今週の土曜さ学校おわったら
映画見に行かね?』
なんだか胸が痛かった。
テスト明けで久しぶりのデートの誘いなのに…
嬉しくない。
気がついたら彼の事を考えてる。
こんな私が裕也みたいないい人と付き合ってたらだめだと思った…。
土曜日は裕也の誕生日。
昨日テストがおわったから
今日、学校が終わったら一番に裕也にメールして
土曜日のデートは私から誘うつもりだったのに…。
彼の事を考えてて
正直、裕也の存在を忘れてた自分がいた。
櫻田先輩に似た彼に出会えた事が嬉しくて
わくわくしてた自分に苛立った。
裕也の誕生日プレゼント、
買ってあるんだよ…
でも、別れようと思った。