私の歩んだ道……。

……………………………。

もー、我慢できない!
「ゆうちゃん!話しってなーに?」
よし、これで聞こえたでしょ!

『俺さ………………、やっぱり……






りりじゃなきゃ無理かも……。』


…………………はっ?えっ?えぇぇぇ!
「まって、急にどうしたの。」

『いや、何かやっぱりりじゃなきゃ
駄目だなって思うんだよ…。』

「急に言われても……。」
実際に、急すぎる……………。
実は、付き合ってる人がいる。
ってのはゆうちゃん知ってる
はずなんだけど…。

『確かに、急だな……。亮と別れて無いもんな』

ねぇ?悲しい顔しないで……。
「少し時間くれるかな?考えたい…。」

『んー、わかったよ…。』

「今、電話して良いかな?」

『は?亮に?いま?』

「うん…、ゆうちゃん居る前で…」

『いいけど……。』

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

亮『はい。』

「亮?梨々香だけど……。」

亮『梨々香～、会いたいよ。』

「亮………。話しあるんだけど…。」

亮『ん?どうしたぁー?』

「あのさ……『まって、別れ話し?』

……………………。

亮『あ～、とうとうその日がきたか…』

「それでね……『俺、聞かないよ?』

「えっ、なんで…?」

亮『どーせ、ゆうと戻るんでしょ?』

「そんな根拠ないじゃん…」