「も~~~~!!
初日に海とか本当に最悪!!!」


「そんな大袈裟な…(笑)
どっちにしろ海は入る予定だったんだし、覚悟しなよ」




そう言って千鶴はシャッ、とカーテンを閉め、シャツを脱ぎはじめた。





千鶴はスタイルいいからそう言えるんだよー…。

出るとこ出て、締まるとこ締まって、その上、真っ白な肌。



それを強調するかのように真っ黒なビキニ…。





いつもは一緒にいたいと思うけど

今日だけは一緒にいたくないわ…。







「なあにー?弥生くんに見られるの、恥ずかしいの?」


「!!!
あ、あた、当たり前、じゃない!!」


「はいはい(笑)

あたしは竜斗とイチャイチャするから瀬恋は弥生くんといい感じになってなさい!」


「それもそれでどうかな…」




私も時間に間に合わないとまずいので

そろそろ着替えることにした。