暴力を受け始めて二週間。


朝いつもみたいに登校したら


机に寝ている柊生君がいた。


涙が出そうになった…


でも泣いたらいけない…


チャイムがなると柊生君が起きた。


『愛奈おはよう』


『おはよう、柊生君』


挨拶をしたら柊生君が私の腕をみた。


あっ!やばい!隠してなかった…


柊生君の顔が真剣になって


『どうしたんだ?その痣。』


耳元でみんなに聞こえないように。


『あっ…ここ…これは、転けたの!』


『派手にいってんな~』


と笑われながら言われた。