柊生君はなにも言わずに教室をでた


とりあえず自己紹介しよっと…


『あの~…私、中山愛奈って言います』


『あっそ』


えっ?なんか性格違うくない?


てかこの人…


『あっそって…
そういえば起こしたお礼ぐらい言いなさいよ』


柊生君は、あっ?みたいな顔して


『なんでお礼なんか言わないと
いけないんだよ』


いやいや、常識考えなさいよ…


『はぁー?当たり前でしょ
親切にこっちは起こしてあげたのに!』