そして…


『新入生代表挨拶、相川柊生』


『はい』


『キャーー柊生君ー』


『かっこいいー』


俺がステージに上がっただけでこれだ…


行事の時は科は関係なくて
生徒全員が体育館にくる。


『うららかな季節を迎え…』


『新入生代表相川柊生』


たかが考えた挨拶を呼んだ。


はぁー…つかれた…


んっ?あっ!さっきの女だ。


なんか俺をすっごい睨んでる。


だから俺も睨み返した。


そしたらあの女は目をそらした。


ふっ…俺の勝ち。