「大丈夫か」

「うん…」

健太の腕で息を整えた

「いっぱい付けていい?」

「え?何を?」

「キスマーク」

「うん」

健太は私の身体のあらゆる所に吸い付き、私の身体は健太の印でいっぱいになった

「帰って来る前に消えるけどな」

「それでもいいの」

私は嬉しかった

「お酒ばっかり飲んじゃだめだよ」

「亜美もだぞ。すぐ酔っぱらうんだから」

「うん」

「ちゃんとご飯食べること」

「うん」

健太は笑っているけど、悲しそうだった

「待ってるからね」

「おぉ」

私は健太としゃべっている間、いつの間にか深い眠りに付いていた