ぼくのお父さん
ぼくのお父さんは、先生をしています。いろんなことを知っていて、ぼくにもいろんなことを教えてくれます。お父さんは、
「千円さつの絵の人は、しゃしんがきらいなんだよ。だから、おこった顔をしているんだよ。」
と、この前教えてくれました。しゃしんをとられるのきらいなのに、おさつになっていて、
「かわいそうだな。」
と、思いました。
きのう、このごろお母さんのおなかがふくらんでいるから、ぼくは、
「お母さんって、太っているよね。」
と、お父さんに言いました。お父さんは、
「お母さんはおなかの中にたからものをもっているんだよ。」
と、教えてくれました。ぼくは、たからものを見たことがないから、
「たからものを見たいよ。」
と、言いました。お父さんは、
「もうすぐ見せてくれるから、まっていなさい。」
と、わらいながら言いました。だから、ぼくは、たからものを早く見たいです。