きっと・・・


初めて会ったあの時に

特別な存在になりそうだと思ったのは

気のせいなんかじゃなかったんだ。





ねぇ、莉紗・・・

僕もやっと

一歩進めそうだよ。

君によく似た彼女と共に。






あの花の名前を教えてくれた君に


感謝と哀悼を―――







[完]