妙に納得した様子の彼女。

「そっか、二度咲くんだ・・・。
まるで私みたいな花だね?」


「ん?どういう意味だ?」


「だって・・・先生のおかげで人並みの生活が送れるようになったんだもん。
今の私は二度目の人生を生きてるようなもんでしょ?」


「なるほどなぁ。

でも二度目の花は数も少ないし、香りも弱いらしいぞ?
それでもいいのか?(笑)」


「・・・・・・。

それは流石にちょっとイヤかも」


顔を見合わせて思わず笑い合った。