僕が君だったら…





なんて。






絶対に言わないで。






あなたは私の全部を知らないくせに、全てわかったかのように諭す。






わたしは言わない。






もし…なんて、言わない。







もしも…の話は、絶対に現実になってくれない気がするから。







あなたの指を明るくする指輪も、





あなたの携帯で笑う色あせたプリクラも。







全て現実。






もしもなんて、







言わないで。