小さい頃


泣き虫だった私は


部屋の小さな小さな窓から見える


星空になりたかった


涙で滲んだ景色が輝きを増して



毎日変わる月の明かりが


私の心を慰めてくれた



今も時々見上げる空は



あの時より少し



濁っている