ぼーっとしてると、彼はわたしの方をみて、少し微笑んだ。
「サッカー好きなの?」
少し低めな声で、わたしに聞いた。
「…えっ!
あ!好きです…」
急すぎて、変な答えになっちゃった。
「そっか!
俺のこと知ってる?」
「えと…ごめんなさい。
わかんないです」
彼は嫌な顔もせず、微笑みながら、
「俺は知ってるよ。ななと仲良いよな?」と聞いた。
「あ!そうです!大月亜美花です」
「よかったー。間違ってたら、
ほんと、俺失礼だよなー!
俺は、3年の小林勇麻。」
彼は、わたしに手を差し出した。
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