「ごめん、結愛。もう、我慢の限界。」


「へっ?」


その瞬間には、私の身体は会長の方へ向く。


「何が限界なっん…………………。」


「ずっと我慢してたんだよ。周りの奴らは結愛のこと、ちらちらと見るしさ。」


不意打ちのキスなんて……………………


ここ、明るいから、顔赤くなるのバレちゃうじゃん。


「そんなっ、だからってキスしなくてもっ。」


「はぁー。俺は、他の奴らに嫉妬してんの。わかりますか、結愛ちゃん?」


「嫉妬………………………?」


ですか?


会長は嫉妬してたんですか?


なんで、こんなこと言わなきゃなんねーんだよ……………


とか、会長が呟いた気がするけど……………