名前の知らないイケメンさんは、そう言って行ってしまった。


爽やかな笑顔を残して。


もう、イケメンすぎるよ、イケメンさん。


どんな人なんだろう。

 

また、会えるかな?


きっと、この学園の先輩だろうから。



さてとっ!


教室に入りますか!


気合いとは裏腹に恐る恐るドアを開ける。